特定の楽曲の観察ではなく、CV反復という語が何を指すかを扱うカードである。
子音と母音の両方が一致する反復を CV反復と呼ぶ。「き」がもう一度現れれば、子音 /k/ も母音 i も同じなので CV反復である。
実例は一覧から絞り込める(CV反復のカード)。
C反復・V反復との関係
一致する成分で三つに分かれる。子音だけが一致すれば C反復、母音だけが一致すれば V反復、両方が一致すれば CV反復になる。同じ2音を見ていても、どの成分を見るかで別の型が現れる。
同音か類音かは、別の軸で決める
清濁だけが違う「き」と「ぎ」も CV反復として数えることがある。母音は i で一致し、子音は /k/ と /g/ で清濁だけが異なる。この違いを類音として許すかどうかは反復の類型とは別の問題なので、カード本文にはどちらで数えたかを書く。
類型であって単位ではない
CV反復は反復の型を指す語であって、分析の単位ではない。単位は譜割シラブルと、その内部の C・V である。「基礎単位が CV だ」という言い方はしない。
パターンを見ていない観察には当てない
この語はパターンと方向を述べる。何が何と一致し、どちらからどちらへ向かうかを言う語である。分布だけを見る観察——子音ピボットがそれにあたる——には当てはめない。