メリークリスマス!
the 8 rise a.k.a. やおきです。
Lyrics Theory 購読者にご登録いただいている皆様へ、太平洋のアメリカ領サモアから、クリスマスプレゼントをお贈りいたします。え、クリスマスはもう終わったって? まだこちらはクリスマスの夜なんですよ!(冗談です)
忙しくてメールの送信が遅れましたが、どうぞ受け取ってください。
「い段子音」の課題をお届けします!
前回の投稿で分析した ASIAN KUNG-FU GENERATION の作詞テクニックから「い段子音の利用」の課題をお届けします。(近日中に「お段子音の利用」の記事もお届けする予定です。)
なお、このメールの内容はブログやTwitterで言及していただいてかまいません。
課題を解いたら返信ください
課題を実施した場合、このメールにご返信いただければ、ご質問などお受付いたします。また、いい作品はご本人の許可を得た上でぼくのTwitterやブログで公開させていただきたいと思います。
い段子音課題:解いてください
下図のルールで課題を解いてください。 ちなみに、課題に対して、「実際に解いてみた回答」を今後は実施(じっし)と呼びますので、覚えてくださいね(クラシックの用語です)。
もしわからない点があれば改善していきますので、お気軽にメールやTwitterで質問ください。
作詞を始めたい、作詞を洗練させたいひとのためのメソッドを作りたいのです。

実施例: 泡沫涼さんからの投稿
泡沫涼(あわまつ・りょう)さんが課題を解いてメールを送りつけてくれました。Twitterアカウントはこちらです。ぜひフォローしてあげてください。

非常によくできた実施です。「し→て」の動きをしっかりと反復して使っており、歌ってみると完全に ASIAN KUNG-FU GENERATION っぽいですね。
他に良いと思った点を3つ挙げます。
- 「かして」「さして」で韻を踏んでいる
- 「充電さして」という言葉選びと、それが思い起こさせるシチュエーションは、現代的でユニークかつリアリティがある
- 「させて」ではなく「さして」という、くだけた表現、あるいは方言っぽい表現を選ぶことで、口語っぽさを生かしている
実施例: 泡沫涼さんからの投稿
泡末さんはさらに「ふるさと」の替え歌課題も実施してくれました。ASIAN KUNG-FU GENERATION 風の作詞課題としてみると少し間違いがあったので、後ほど添削させていただきます。
まずは評価から!

(*上の図で使われている「ノート」とはメロディの1音のことです。それに対する歌詞の1音と区別するためにノートと呼んでいます。)
「あっち」「こっち」「みち」「どっち」「まち」など、韻をたくさん踏んでいます。
良いポイント2つを挙げます。
- 脚韻を踏んでいる(い段母音で揃えている)
- 文語的な表現を使っていて渋い(「来し」)
問題点
普通に歌詞としてみると全く問題ないです。というかいい歌詞だと思います。
しかし、課題に対しての回答と考えると問題があります。
泡沫さんは「き→し」というふうに矢印を引いていましたが、この矢印はノートの頭からお尻にかけてではなく、前のノートのお尻から次のノートの頭にかけて引かれるべきです。

ぴったりはまることばを探したのですが、なかなかうまくいきませんでした…。
正直いって、添削前の方がいい歌詞だという気がしますが、とりあえずセオリー的にはこうなりますよということです。
皆さんもぜひ、もっといいフレーズを求めて、試行錯誤してみてください。
ご返信待ってますよ。
さよならのご挨拶(フランス語)
それではオ・ルヴォワール!